皆さんこんにちは売買部の松本です!!
成約御礼(*^^)v
他社様から弊社へ媒介変更後専任媒介期間内で成約!!
売主様にも大変喜んで頂き私もうれしいです☆
今回のご売却には色々な事がありまして、皆様にも注意して頂きたいと思いましたのでその内容を今回の売主様に起きた内容を例に記載させて頂きます。
今回の売主様は、売却査定をさせて頂き他社様と競合査定をした結果、当初は「今回は他社様にご売却をお任せします。」というご返答を頂いておりました。
こればかりは、売主様のご判断ですのでスムーズにご売却出来る事を影ながら願う事に致しました|д゚)
他社様に決めた理由をお聞きすると「売却時の仲介手数料無料にしてくれるのでそちらの不動産会社へ・・・」という事で、、、
無料?それは凄い、弊社では仲介手数料割引や売却キャンペーン・ユーザー割引・エリア割引などのご用意はございますが、ご売却をお任せ頂いた際は、お任せ頂いた物件がスムーズに成約できるよう費用を掛けて広告・宣伝を行いますので無料はできません。と返答させて頂きました。
私も無料にはびっくり・・・
しかし、その売主様より数か月ぶりにご連絡があり
【数か月前に査定をして頂いた○○ですが、東海さんにご売却をお任せしたいのですが。。。】というご連絡を頂き、早速打ち合わせへ!
そこでお話しをお聞きすると「媒介を結んでいた不動産会社の販売活動に不信感を抱いた」と言った内容で、もっとお聞きすると、内見が少なかったので自分でもネットを見てどのように販売出ているか確認した所、掲載されておらず、ご友人の不動産会社にも売却に出ているか確認した所、掲載されていない。という事だったみたいです。
「売れる売れないはタイミングや縁もありますが、販売に出ている事が知れ渡っていなければ売れるわけがありません・・・」と。
まさにその通り。
私は(またこの手の不動産会社か・・・)と思い、その不動産会社がおこなっていたであろうカラクリを予想ではございますが、ご説明させて頂きました。
売主様は何も悪くありません。
その不動産会社、担当者者の説明を信用しお任せされたのですから。
しかし、売却をお任せしていた時間や労力が無駄だったという事になってしまいます。
心機一転、弊社でご売却させて頂きますのでスムーズなご売却が出来るよう担当として最善を尽くします!!とお話しさせて頂き再スタートさせて頂きました。
そこで、今回皆様にも注意喚起と致しまして、同様のケースにはお気をつけくださいという意味で今回のカラクリをご説明させて頂きます★
売主様からすれば売却時の仲介手数料が無料になれば非常に大きな利益、喜ばれるポイントになります。
タダより高い物は無いという言葉がございますが、タダにはタダなりの理由がありますのでご注意!ということです。
さて、初めに、なぜ今回の不動産会社が仲介手数料を無料にしてまで物件を預かろうとするか・・・・ですが、不動産会社の仲介手数料受領方法には、お任せ頂いた売却物件を売却して売主様より手数料を頂く方法と購入者様へ物件を紹介して購入してもらうといった2つの方法があります。
一般的に不動産会社にとって、売却をお任せ頂くのとご購入を検討されている方に物件をご紹介させて頂くのどちらが難しいか、という点では、実は売却をお任せ頂く方が難しいと考えている不動産会社様が多くございます。
それは、一般の方が物件を売却しようとする時、名前を知っている大手不動産会社に依頼する傾向が強いからです。
大手に任しておけば安心と考える人が多いからだと思います。
また、地元に根付いた地場の不動産会社もそのエリアに特化し知名度も高いので大手に引きを取らない信用性と実績がございます。
それでは、それ以外の不動産会社はどうすれば良いのか・・・
仲介手数料の無料などを行い差別化する事になります。
仲介手数料無料はメリットな点ではございますが、
仲介手数料無料にもリスクがございます。
一般的に不動産の売却の場合、専任、専属専任で媒介契約を締結するとレインズ(不動産流通機構)への登録義務があります。
レインズには全国の数多くの不動産会社が参加しており、
売却する場合は、レインズに売却をお任せ頂いた物件を登録し、購入側の仲介会社はレインズで物件を確認し該当されるお客様にご紹介します。
レインズへの登録は、広く公に出すことで、任せた不動産会社が自社のみでの販売活動(囲い込み)を行えなくすることが目的であり、売主は機会損失などの不利益を受けにくくなります。数年前に某大手が囲い込みを行いニュースになりましたね。※業法違反。
しかし、仲介手数料を無料にする業者の場合は、レインズに載せてしまうと他社に客づけされてしまうと手数料をもらうことができません。
そのため、登録義務のない一般媒介契約を締結することが多く、この一般媒介にはレインズに登録義務が無いため、その場合は他の不動産会社は物件が売り出されることすらわかりません。
そうなると一般媒介を結ばれた不動産会社のみが営業活動を行うことになるので、ポータルサイトなども媒体は限定され、他社の購入希望者には紹介されないので、内見数の低下、機会損失が起こります。
仲介手数料は無料でも、機械損失によりトータルで損をするようでは意味がありません。
よって皆様にお伝えしたいのは、仲介手数料が無料という理由だけで安易に任せるのではなく、その不動産会社が信用できるのか、どういった方法で売却活動を行っていくのかは確認しておく必要があるという事です。
そして、その説明通りに実際に活動を行っているのか・・
売却時の仲介手数料が無料だからという理由だけで不動産会社を決めるのは良くありません。
その点を踏まえたうえで売却を依頼する不動産は選定してください!
この内容をご覧頂いて、今不動産会社に依頼し売却活動をおこなっている方で(あれ?もしや)と思われる方は是非ご相談ください!
これからご売却をご検討される方も是非一度ご相談ください!!