こんにちは、平野です。
先日、会社を少し休み、不動産業界に携わる者として「家」といえばヨーロッパの街並みを肌で感じたいと思い、イタリアに行ってきました。今回はローマとフィレンツェを巡る旅となりましたが、実はピサの斜塔も訪れたかったものの、日程が合わず断念しました。
ローマ:永遠の都の建築美
ローマといえば、歴史と文化が交差する街。まず訪れたのはコロッセオ。2,000年の歴史を持つこの円形闘技場のスケールの大きさには圧倒されました。石造りの構造を目の当たりにし、「これが何世紀にもわたって残っているのか」と感動。日本の建築と異なり、石を基調とした重厚な造りが印象的でした。
次に訪れたのはスペイン広場。観光客で賑わう階段を上りながら、周囲の建物を観察すると、どれも統一感のあるファサードが並んでいました。日本の不動産市場ではデザインの自由度が高い一方、イタリアでは都市全体で統一された景観が守られている点が興味深かったです。
フィレンツェ:芸術と調和する街並み
フィレンツェは、まさにルネサンスの中心地。街のシンボルであるドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の壮大さには息を呑みました。レンガ造りの赤いドームが青空に映える光景は、まるで絵画のよう。
また、フィレンツェの街並みは中世の雰囲気を色濃く残しており、建物同士の高さが揃えられているのも印象的でした。これは景観保護のための規制が厳しく、歴史的な建造物と新しい建物が調和するよう工夫されているためです。日本では再開発が進むとともに、古い建物が取り壊されるケースが多いですが、イタリアでは古い建物を活かしながら街全体を維持している点が、街づくりの考え方として面白いと感じました。
次回こそピサへ
今回の旅では、ピサの斜塔を訪れることができなかったのが心残り。ローマとフィレンツェを巡るだけでも十分に充実した旅でしたが、次回はぜひピサにも足を延ばし、さらにイタリアの不動産や街並みについて深く知りたいと思います。
この旅行を通して、日本とヨーロッパの建築や街づくりの違いを改めて実感しました。不動産業に携わる者として、こうした違いを理解し、日本での仕事にどう活かせるかを考えていきたいと思います。
次の旅はどこにしようか、今から楽しみです!