みなさんこんにちは、売買部松本です!
先日(12日)に東京ビッグサイトで開催されました、賃貸住宅フェアに売買部ではございますが、勉強しに行ってまいりました!
不動産会社の他に、オーナー様のタグをつけている方もいらっしゃいまして、不動産会社だけかな?と思っておりましたが所がどっこい、半分ほどはオーナ様だったことに驚きでしたね♪
当日は、私は2018年4月から業法の改正になったインスペクション(建物調査)のお話しを聞きにセミナーの講義を受けさせて頂いたので、その感想を発表します☆
この改正された、インスペクション【建物調査】ですが、そもそもが中古住宅の取引率をより促進させるためと、買主様・売主様の不動産売買取引の安心材料としての意味をもって発足したものですが、重要な部分とそうでない部分があると思いました。
まず、事前に売主様の方で、建物を調査を行い、購入希望者様に伝える事で、購入様は安心して購入できることと、中古住宅の建物が建ってからの経過年数からは分からない付加価値を見い出す事が出来るはいい事だと思います。
しかし、建物調査をしたからといって高く決まるか?それはまた違う話ですし、建物調査を行い引渡しを行った後建物にお不具合が見つかれば売主様の責任(瑕疵担保責任)として修復しなくてはなりません。建物調査にもお金が掛かってきますし、一般のお客様が販売してから瑕疵担保責任を負う期間は3か月です。その3か月にシロアリや配管の故障・雨漏り・建物の主要な部分で何か起こる確率はどのくらいなんでしょうか。
極めて低いと思います。※この確率の低い内容に保証を付けている不動産会社がございますが・・・
お金をかけて調査のはもちろん重要な事かと思いますが、今まで通り、販売に出す前に不動産会社の担当がある程度建物チェックを行いますし、そこで、不備・不具合があれば「ここは修復した方が良い」などご提案させていただきますので、今まで通りの販売方法でも良いのかな?と今は思っております。
先日、最初からお金を掛けて全て調べる必要性はありますか?と質問された時に、私は「全部が全部の物件が必要なのではなく、物件ごとにご提案させて頂きますので、(過去にお守りがあったなど・・)必要性の有無は物件を見ていなければお答えすることができません。」とご返答させて頂きました。平成20年築と平成5年であれば平成5年の方が調査は必要に感じますが、これも物件を見てみないと分かりません。
実際には、室内外のリフォームやシロアリの駆除などをおこなっているかもしれませんし、その内容を行っているのにもかかわらず、お金を支払って改めて縦も調査する必要性があるのか・・・疑問です。
セミナーを聞いても上記の内容の考え方は変わりませんでしたね・・・
必要な事は必要です、しかし全部が全部じゃないという事を伝えたかったです。
具体的に購入を考えているお客様は、その建物調査を事前にしてあるから購入する・してないから購入しないなんて考えないと思います。